【1/17】「ティール組織」から「Reinventing Organizations(組織の再考案)」へ を開催します

2022.12.28 NEWS

ティール組織とは、発達段階を組織に適用した「組織モデル(ティール組織を含んだ5つの組織モデル)」の1つです。
日本でも『ティール組織(フレデリック・ラルー 著、英治出版、2018年)』発売以降、大企業や対人事支援者をはじめ、多くの方に注目を集めてきました。

しかし、実際にティール組織をゴールとし、経営施策を企画・実行をしても、上手く組織が機能しないことは少なくありません。

ティール組織の本質は原題の”Reinventing Organizations”にもあるように、「組織の再考案」であり、それぞれの組織が大切にしていることや、流れている文脈を感じ、時に戻りながら、ティール組織のみに囚われず、今組織にある課題・働き方に生じる痛みは何であるかを考え、事業特性に応じた組織形態を選択していく、まさに「組織の再考案」が必要となっています。フレデリック・ラルー自身も、決して、ティール組織を広めることに主眼があるわけではありません。

この講座では、ティール組織とソース原理の第一人者である吉原史郎氏にご出演いただき、組織モデルの1つ「ティール組織」の考えを、組織にどのように取り入れ、活用していくのか、及び、今話題となっている、ソース・プリンシプル(ソース原理)の視点の活用について、全6回のオンラインライブと39本の動画コンテンツで学習できる講座「ティール組織&ソース原理入門コース​」を開講いたします(ソース原理の動画コンテンツは作成中です)。

吉原氏はフレデリック・ラルーと長年の親交があり、エコビレッジに住むフレデリック・ラルーの自宅を訪問し、彼との英語での直接対話を通じて、「組織の再考案」への理解を深めています。また、吉原氏は『実務でつかむ! ティール組織 “成果も人も大切にする”次世代型組織へのアプローチ』の著者でもあり、実務での活用という点においての経験も豊富です。

このセミナーでは、ティール組織について詳しくない方から、すでに学習している方まで、リアルな生命体的視点を考慮しながら組織としてどう運営していくか、自社の実務でどう応用していくかについて、吉原史郎さんに伺いながら、学習を深めていきます。

また、実際に組織として活用していく事例として、九州電力株式会社 松田直也様にもご登壇いただき、実務ベースでどのような取り組みをされているのかお話を伺います。

■【3/7火開講・全6回】講座「ティール組織&ソース原理入門コース​」詳細ページ&お申込みはこちらから

 

セミナーの詳細

日時:1/17(火)19:00~20:00

会場:オンライン(申込みされた方へ後日zoomURLをお送りします)

申込方法:こちらからお申込ください。

 

登壇者紹介

​吉原 史郎
Natural Organizations Lab(株)共同創業者
JUNKANグローバル探究コミュニティ発起人
循環経営・循環畑・循環みずたま村実践探究家。

循環畑を通じて芽生える「野菜は自然と育つ」という意識のもと、「いのちの循環」の視点から経営を再考案する取り組みを実践。神戸大学経営学部卒業後、事業再生下でのリゾートホテル経営、三菱UFJリサーチ&コンサルティングを経て、NOL創業。『ティール組織』の原著:フレデリック・ラルー『Reinventing Organizations(以下RO)(組織の再考案)』の日本で初めての要約を経て、フレデリック氏と親交を深め、著書『実務でつかむ!ティール組織』を出版。組織と事業の再考案と同時に、「循環の暮らし」を土台とする文明に繋がる活動にも取り組んでいる。世界のROコミュニティーから出版された書籍『Adventures in Reinventing Work』に活動内容が取り上げられている。提唱者のピーター・カーニックから、日本で唯一直伝された「ソース・プリンシプル(ソース原理)」の実践者。ピーター・カーニックの「ソースワーク&マネーワーク&ビジョンワーク」の日本初のプラクティショナープログラムをトム・ニクソンと協働開催。日本初「Holacracy(ホラクラシー)認定エージェント・認定コーチ」。

翻訳書:
『自主経営組織のはじめ方(2020年)』(共訳)(英治出版)
著書:
『実務でつかむ!ティール組織(2018年)』(大和出版)

​嶋内 秀之
株式会社アントレプレナーファクトリー 代表取締役

神戸大学大学院経営学研究科修了(MBA)。オリックス株式会社にて6年間国内営業の後、7年間ベンチャー投資を担当。 2009年にアントレプレナーファクトリー設立。ラーニングテクノロジーと動画を用いて、地域や時間を問わずに学習できる動画サービスを企画し、3000コンテンツを保有し事業展開する。 2009年より12年間立命館大学及び大学院で講師を担当、現在はMBAコースでアントレプレナーシップ論を担当する。

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