【5/29】人的資本の開示へ、人材の深層的能力を可視化する ~Lectica, Inc.創設者Theo Dawson博士を迎えて~
◆鈴木 規夫 (Ph.D.)
一般社団法人Integral Vision & Practice代表理事
1990年代前半に合衆国の大学に在籍中にケン・ウィルバーの著書に出逢い大きな衝撃を受け、その後California Institute of Integral Studiesで「人間(個人・組織・社会)の成長・発達の可能性を解き明かすための統合理論」としてインテグラル理論に関する研究に取り組んだ。帰国後は、執筆やワークショップや講演を通してインテグラル理論の普及に従事する傍ら、主に企業組織の人材育成と組織開発の領域においてプログラムの設計と統括、及び、コーチ、コンサルタント、インストラクターとして多様な階層や立場のプロフェッショナルの支援活動に従事している。また、成人発達理論に関しては、発達心理学者のSusanne Cook-Greuter等に師事し発達段階測定と発達志向型支援に関する訓練を積むと共にこれまで約20年にわたり実務領域におけるこの理論の応用と実践に取り組んでいる。
翻訳書:
ケン・ウィルバー著『INTEGRAL LIFE PRACTICE』(日本能率協会マネジメント・センター)
著書:
『インテグラル理論入門』(I & II)(共著)(春秋社)
『インテグラル・シンキング』(コスモス・ライブラリー)
『入門 インテグラル理論』(共著)(日本能率協会マネジメント・センター)
『人が成長するとは、どういうことか』(日本能率協会マネジメント・センター)
◆有馬 充美
認定Lecticaコンサルタント
京都大学卒。91年ハーバード・ビジネス・スクールに留学。2014年にみずほ銀行初の女性執行役員就任。銀行時代は、企業融資や法人向け商品開発、資産担保証券やM& Aのアドバイザリー等幅広い業務を経験。また組織内では、 営業部店長や本部の部長として組織マネジメントも経験した。銀行退職後にはハーバード大学Advanced Leadership Initiativeプログラムを修了。「一瞬一生の会」を主宰し、Lectica のアセスメントを使って、個人のリーダーシップスキル育成支援プログラムを運営すると共に、企業の人材ポートフォリオに関する初期的診断や人材育成にかかるコンサルティングや提言を行っている。数社の社外取締役やNPOの理事・評議員を務める。