【6/12】人的資本の開示へ、人材の深層的能力を可視化する ~Lectica, Inc.創設者Theo Dawson博士を迎えて~

2023.06.01 NEWS

米国東海岸のマサチューセッツ州で発達測定を専門とする団体「レクティカ」より、創業者のTheo Dawson博士をお招きし、日本語の事前&事後セッションを含めた、全3回のオンライン・セッションを開催いたしました。

世界最先端の研究から、日本企業における課題や実践のヒントを得られるセミナーです。人的資本の開示に対する、効果的な指針を獲得できる機会として、是非ご活用ください。

○申込先:https://subenfac.com/archive/projects/lectica/

<鈴木規夫さんからのご案内>
周知のように、今日、企業組織には、投資家をはじめとする重要利害関係者に対してみずからの経営上の持続可能性に関する説明責任を果たすことがいっそう求められるようになってきています。

そうした社会的な機運の中で、今最も注目を集めているのが、「人的資本開示」というものです。

これは、端的に言えば、企業組織の最も重要な「資本」としての「人」に対する支援や育成において、企業組織がどのようなことにとりくんでいるかを示すように求める社会的要請ということができます。

「人的資本開示」要求の中でとりあげられる項目は多岐にわたりますが、その中でも企業の持続可能性を担保するために最も重要な項目のひとつしてひときわ注目を集めているのが、組織の経営を担う人材の発見と育成に関わるものです。

社会や市場の複雑性と流動性が高まる中で、経営を担う人材には、多様な領域の能力が求められるようになっています。
しかし、具体的にどのような能力が求められるのか、また、実際に個人がどのような能力を供えているのか、どのような課題を抱えているのか、そして、それを克服するためにどのような成長上の支援が必要とされるのかを可視化することには、大きな困難がつきまといます。

特に、将来的に経営の立場に置かれたときにその人のパフォーマンスに決定的な影響をもたらすことになる「深層的能力」(これは発達理論が主に扱う領域となります)といわれる領域に関しては、それを精緻に可視化することは、これまではほとんど不可能なことであると考えられてきました。

そのために、専門的能力や性格特性をはじめとする、より観察しやすい表層的領域の能力を踏まえて、人的資本に関する意思決定が行われてきたのです。

しかし、近年、Harvard Graduate School of Educationの発達心理学の研究者が中心となって展開されてきた研究の貢献もあり、これまで「ブラックボックス」に隠されてきた人間の深層的能力を高い正確性をもって測定することが可能になってきています。

即ち、企業においてリーダーとして活躍が期待される人材の資質や能力を見極めるための鍵を握る最重要領域ともいえる領域に関する洞察を得ることが可能となりはじめているのです。

本プログラムでは、この人間の深層的領域に関する先端的な実証研究を牽引するLectica, Inc.の創設者であるTheo Dawson博士をゲストに迎えて、企業の経営関連部門において人的資本開示の関連活動に従事しているプロフェッショナルの方々を対象として、合計3回にわたるセッションを行っていきます。

アーカイブの詳細

===================================
○日時 ※すべて開催終了
第1回 5/29月 15:00〜16:30 鈴木規夫氏(Ph.D.) 、有馬充美氏
第2回 6/12月 19:00~21:00 Lectica, Inc創設者Theo Dawson博士 鈴木規夫氏(Ph.D.) 、有馬充美氏
第3回 6/26月 15:00〜16:30 鈴木規夫氏(Ph.D.) 、有馬充美氏

○価格:12,000円
○対象:
⑴組織開発・人材開発に携わっている方
⑵メンバーの成長について考えたい経営者・管理職の方
⑶専門家から最先端の領域を学習したい方

○申込先:https://subenfac.com/archive/projects/lectica/

===================================

登壇者紹介

◆Theo Dawson
Lectica, Inc. 創設者

カリフォルニア大学にて博士号取得。Lectica, Inc.の創業者兼エグゼクティブディレクターとして、子供と大人のための科学的根拠に基づいた、診断的で形成的な発達評価を開発および管理し、民間および公共部門のクライアントに研究および評価サービスを提供している。
Harvard Graduate School of Educationの教授だったカートフィッシャー教授のダイナミックスキル理論やその他最新の脳科学等の理論を教育や企業の現場に実装できるようにした。政府や教育機関からの委託事業やLecticaの認定コンサルタント等の活動を通じて収集したデータに基づいて常にモデルの改良を行なっている。

 

◆鈴木 規夫 (Ph.D.)
一般社団法人Integral Vision & Practice代表理事

1990年代前半に合衆国の大学に在籍中にケン・ウィルバーの著書に出逢い大きな衝撃を受け、その後California Institute of Integral Studiesで「人間(個人・組織・社会)の成長・発達の可能性を解き明かすための統合理論」としてインテグラル理論に関する研究に取り組んだ。帰国後は、執筆やワークショップや講演を通してインテグラル理論の普及に従事する傍ら、主に企業組織の人材育成と組織開発の領域においてプログラムの設計と統括、及び、コーチ、コンサルタント、インストラクターとして多様な階層や立場のプロフェッショナルの支援活動に従事している。また、成人発達理論に関しては、発達心理学者のSusanne Cook-Greuter等に師事し発達段階測定と発達志向型支援に関する訓練を積むと共にこれまで約20年にわたり実務領域におけるこの理論の応用と実践に取り組んでいる。

翻訳書:
ケン・ウィルバー著『INTEGRAL LIFE PRACTICE』(日本能率協会マネジメント・センター)
著書:
『インテグラル理論入門』(I & II)(共著)(春秋社)
『インテグラル・シンキング』(コスモス・ライブラリー)
『入門 インテグラル理論』(共著)(日本能率協会マネジメント・センター)
『人が成長するとは、どういうことか』(日本能率協会マネジメント・センター)

 

◆有馬 充美
認定Lecticaコンサルタント

京都大学卒。91年ハーバード・ビジネス・スクールに留学。2014年にみずほ銀行初の女性執行役員就任。銀行時代は、企業融資や法人向け商品開発、資産担保証券やM& Aのアドバイザリー等幅広い業務を経験。また組織内では、 営業部店長や本部の部長として組織マネジメントも経験した。銀行退職後にはハーバード大学Advanced Leadership Initiativeプログラムを修了。「一瞬一生の会」を主宰し、Lectica のアセスメントを使って、個人のリーダーシップスキル育成支援プログラムを運営すると共に、企業の人材ポートフォリオに関する初期的診断や人材育成にかかるコンサルティングや提言を行っている。数社の社外取締役やNPOの理事・評議員を務める。

Share: