現在、重要な書籍の翻訳が急ピッチで進められている。
その書籍とは『30 Lies about Money: Liberating Your Life, Liberating Your Money』(マネーに関する30の嘘)。著者は、ソース・プリンシプル(ソース原理)の発案者であるピーター・カーニック(Peter Koenig)氏である。
ソース・プリンシプルは、2022年に翻訳・出版された『すべては1人から始まる:ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』(トム・ニクソン著、英治出版)を通して日本に紹介され、注目を集めているが、カーニック氏はそれを生み出しだ張本人である。
ソース・プリンシプルとは、一人ひとりの創造性を解き放ち、発揮していくための実践知であるが、カーニック氏によれば、その本質をつかむためには「マネー(金)」に対する囚われを解除するための内的な探求にとりくむことが必須の条件となるという。
つまり、まず一人ひとりが自分自身とマネーとの関係を見つめなおし、心理的な囚われを解きほぐすことが、創造性を発揮するために不可欠となるのだ。
こうした問題意識から、カーニック氏自ら「マネーワーク」と呼ばれる内的探求の手法を開発し、ソース・プリンシプル実践のための「ソースワーク」と合わせて、それらのプラクティショナーと共に、世界的に活動を展開している。
(本イベントの登壇者の一人、カーニック氏の著書の翻訳者であり、ソース原理の啓蒙活動を牽引する吉原史郎氏は、この「マネーワーク&ソースワーク」の実践に関するピーター氏公認のプラクティショナーであり、日本の第一人者である)
カーニック氏は、この4月、著書の出版プレイベントとして初来日する。
様々な場に登壇し、その思想や活動について紹介することになるが、実は彼が「最も伝えたいこと」は、この「マネーに関する囚われといかに向き合い、そして、それをいかに脱却していくか」という問いに関するものであるという。
こうしたカーニック氏の実践・探求の本質にダイレクトに迫る場となるのが、本イベント。
同書の翻訳者であるとともに「ティール組織」の日本での啓蒙活動に従事してきた吉原史郎氏に加え、日本での成人発達理論の普及を牽引してきた鈴木規夫氏が、カーニック氏へのインタビューを行っていく。
「ソース・プリンシプル」および「マネーワーク」は、組織開発やリーダーシップ涵養にも役立つ実践的なものであると同時に、心理的な呪縛を解きほぐす内的成長・発達に関わる心理学的なアプローチだ。
組織論と成人発達理論の両観点からインタビューを進めることで、カーニック氏の著書『30 Lies about Money』および「ソース・プリンシプル」の真髄へと迫ることができるだろう。
カーニック氏の思想・実践の核心に触れ、ソース・プリンシプルを本質的に理解したい方にぜひご参加いただきたい
■アーカイブチケット概要
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○日時:4/8(土)14:00-15:30 <終了>
○価格:アーカイブ+事後収録動画:15,000円(1年間視聴可能)
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