テクノロジー哲学入門

“社会課題”を明らかにする「哲学と思想」​

テクノロジー哲学入門​

-“社会課題”を明らかにする「哲学と思想」-

テクノロジーに内在する諸問題を哲学で捉える

成人発達理論を活用して社会へ影響を及ぼすべきとはよく言われますが、

その影響を及ぼすべき“社会”とは一体どういうものでしょうか?

 

この現代社会を取り巻いているテクノロジーは利便性をもたらすだけではなく、

我々個人の内面や社会の価値観にどのように関係し、

そして個人の思想や行動にどのように影響を及ぼしているのでしょうか?

日本国内では『存在と時間』で知られるハイデガーが関心を寄せたテクノロジー哲学の領域を、

加藤洋平さんと共に学ぶ講座を開講します。

テクノロジー哲学を紐解く洋書『Introduction to Philosophy of Technology』を取り上げ、

現代のテクノロジー哲学について考えていく講座となります。

 

本書は英文ですが、各章ごとに本書を解説する全150本の加藤さんによる事前音声ファイルにより、

初学者でも問題なく学習を開始でき、上級者も満足できる設計となっています。

また、クラスでの議論により参加者ご自身の視座や考え方が身に付く講座で、

ご自身の興味関心や問題意識に沿った、ご自身が解決すべき社会課題を発見できる内容となっています。

テクノロジー哲学入門​

テクノロジー哲学入門​-“社会課題”を明らかにする「哲学と思想」-は、知性発達学者・現代思想家の加藤洋平氏と共に、現代のテクノロジー哲学について学ぶ講座です。講座は、全6回のオンラインセッションと200本の音声学習コンテンツ、学びと気づきを共有できるコミュニティで構成されています。

テクノロジー哲学入門
-“社会課題”を明らかにする「哲学と思想」​とは-

テクノロジー哲学入門​
-“社会課題”を明らかにする「哲学と思想」-

3つの特徴

①全6回のオンラインセッション

②加藤洋平氏による音声教材コンテンツ全200本(2025年12月まで視聴可能)  ・事前学習教材

 ・セッション後振返り音声ファイル

 ・参加者からの質疑応答

③学習者同士で知識・経験・気づきを共有できるSNSコミュニティ

このような方におすすめです

case/01

成人発達理論を対人支援に

活用されている方

case/02

今の社会課題を現代の思想家や哲学者の

視点から理解を深めたい方

case/03

成人発達理論がどのように

社会の変容に繋がるかを学びたい方

PROGRM & CONTENTS

プログラム&コンテンツ一覧

プログラム日程

オンラインライブセッション

・第1回 12/1  (木)18:30-20:30:「第1-2章に関して」
・第2回 12/8  (木)18:30-20:30:「第3-4章に関して

・第3回 12/15(木)18:30-20:30:「第1-4章の振り返り、第5-6章に関して

・第4回 12/22(木)18:30-20:30:「第7-8章に関して

・第5回 1/5    (木)18:30-20:30:「第9-10章に関して

・第6回 1/12  (木)18:30-20:30:「第7-10章の振り返り、第11-13章に関して

音声教材コンテンツ

01

事前音声ファイル①

1 洋書の読み方
2 事前音声教材の活用方法
3 序文(preface)
4 [ケーススタディ ]原子力技術と原子爆弾_p.3
5 テクノロジーについて考えてみるとは_p.4
6 本書の構成_p.7
7 [第1章に紐づく問い]_p.11
8 [ケーススタディ ]サーチエンジンと知識と記憶_p.12
9 テクノロジー哲学の歴史_p.13
10 [哲学者紹介]バーナード・スティグラー_p.14
11 テクノロジー哲学の歴史的系譜_p.20
12 [ケーススタディ ]機械_p.20
13 テクノロジー哲学の景観と関心事項_p.25
14 [ケーススタディ ]産業革命_p.25
15 [哲学者紹介]カール・ミッチャム_p.26
16 [第2章に紐づく問い]_p.29
17 [ケーススタディ ]ロボット工学とAI_p. 33
18 [哲学者紹介]マーティン・ハイデガー_p.34
19 ハイデガーの主著『技術への問い』_p.34
20 [哲学者紹介]マーシャル・マクルーハン_p.40
21 マクルーハンのメディア論_p.39
22 [哲学者紹介]モーリス・メルロ=ポンティ_p.42
23 [ケーススタディ ]インターネット_p. 43
24 [哲学者紹介]ヒューバート・ドレイファス_p.47
25 テクノロジーに関する現代の現象学と解釈学_p.46
26 [ケーススタディ ]人工知能_p. 46
27 [第3章に紐づく問い]_p.49
28 [ケーススタディ ]車の運転_p. 51
29 経験論的転回_p.52
30 [哲学者紹介]ドン・アイディ_p.53
31 ポスト現象学と人間とテクノロジーの4つの関係_p.52
32 [ケーススタディ ]準他者としてのロボット_p. 55
33 物質的解釈学_p.57
34 現代のポスト現象学と仲裁理論_p.57
35 [哲学者紹介]ピーター・ポール・ヴァービーク_p.58
36 ヴァービークのポスト現象学_p.57
37 [ケーススタディ ]医療の超音波検査_p. 60
38 物質的道徳性_p.61
39 技術的仲裁と未来の人間_p.63
40 ポスト現象学に対する種々の批判_p.64
41 [第4章に紐づく問い]_p.68
42 [ケーススタディ ]企業社会と資本主義のコンテクストにおけるデジタル技術_p. 70
43 [哲学者紹介]カール・マルクス_p.71
44 マルクスの政治経済思想とテクノロジー_p.70
45 [ケーススタディ ]ソーシャルメディアとウェブ2.0_p. 75
46 マルクス2.0_ソーシャルメデイアと搾取_p.75
47 マルクスを超えて_p.78
48 ハーバート・マークーゼのテクノロジー思想_p.79
49 [哲学者紹介]ミシェル・フーコー_p.83
50 ミシェル・フーコーのテクノロジー思想_p.82
51 [ケーススタディ ]パノプティコンと空港のセキュリティ_p. 84
52 [ケーススタディ ]バイアスの掛かったアルゴリズム_p. 86
53 [哲学者紹介]アンドリュー・フィーンバーグ_p.87
54 フィーンバーグのテクノロジー思想_p.86
55 [哲学者紹介]ランドン・ウィーナー_p.93
56 ウィーナーのテクノロジー思想_p.93
57 フェミニズムとテクノロジー思想_p.95
58 [ケーススタディ ]家事ロボットのデザイン_p. 96
59 [哲学者紹介]ドナ・ハラウェイ_p.97
60 ドナ・ハラウェイとジュディ・ワジクマンのテクノロジー思想_p.97
61 第5章に関する批判的ディスカッション_p.100
62 [第5章に紐づく問い]_p.103
63 [ケーススタディ ]新生児ケア技術_p. 105
64 [哲学者紹介]ジョン・デューイ_p.107
65 プラグマティズムのテクノロジー思想_p.106
66 分析哲学のテクノロジー思想_p.112
67 [ケーススタディ ]現代の金融技術_暗号資産やブロックチェーン_p. 114
68 ジョン・サールの社会的存在論_p.116
69 間文化的・超文化的テクノロジー思想_p.117
70 [哲学者紹介]ギルバート・シモンドン_p.119
71 シモンドンのテクノロジー思想_p.118
72 ヴィレム・フラッサーのテクノロジー思想_p.122
73 [ケーススタディ ]デジタルコミュニケーション技術と良き人生_p. 124
74 儒教とテクノロジーの倫理_p.124
75 [第6章に紐づく問い]_p.127
76 [ケーススタディ ]デジタルワールド・ヴァーチャルワールド_映画『マトリックス』を超えてp. 131

02

事前音声ファイル②

77 情報テクノロジーとテクノロジーに関する倫理の概略_p.132

78 [哲学者紹介]ノーバート・ウィーナー_p.132
79 ルチアーノ・フロリディの情報哲学_p.133
80 [ケーススタディ ]フェイクニュースとインターネット_p. 138
81 第7章に関する批判的ディスカッション(その1)_p.138
82 第7章に関する批判的ディスカッション(その2)_p.142
83 第7章のまとめ_p.145
84 [第7章に紐づく問い]_p.147
85 [ケーススタディ ]自動運転車_p. 149
86 第8章の概略_p.150
87 [ケーススタディ ]バイアスのかかったアルゴリズム_p. 151
88 モラルエージェンシーについて_p.151
89 モラルエーペイシェンシーについて_p.156
90 関係性思考の適用_p.161
91 [哲学者紹介]エマニュエル・レヴィナス_p.164
92 [ケーススタディ ]セックスロボット_p. 166
93 ロボットと人間の関係、人間同士の関係に対する問い_p.166
94 人間、非人間、人間以上の存在_p.170
95 [第8章のレビュークエスチョン]_p.170
96 [第8章のディスカッションクエスチョン]_p.171
97 [ケーススタディ ]遺伝子操作_p. 172
98 第9章の概略_p.173
99 トランスヒューマニズムとヒューマンエンハンスメント_p.176
100 [哲学者紹介]ドナ・ハラウェイ_p.183
101 トランスヒューマニストとポストヒューマニストの違い_p.180
102 ハラウェイのポストヒューマニズム思想_p.182
103 [人物紹介]ステラーク_p.184
104 [哲学者紹介]ブルーノ・ラトゥアー_p.186
105 ラトゥアーのポストヒューマニズム思想_p.185
106 [第9章のレビュークエスチョン]_p.190
107 [第9章のディスカッションクエスチョン]_p.190
108 [ケーススタディ ]ジオエンジニアリングとしての日射量のマネジメント_p. 191
109 第10章の概略_p.191
110 [ケーススタディ ]中央暖房装置 VS 暖炉ストーブ_p. 195
111 「自然」をどう捉えるか?_p.195
112 人新生に対する哲学的な応答_p.199
113 [第10章のレビュークエスチョン]_p.205
114 [第10章のディスカッションクエスチョン]_p.206
115 [ケーススタディ ]ソーシャルメディアとその社会的影響_p. 209
116 第11章の概略_p.210
117 倫理・道徳哲学とテクノロジー哲学_p.212
118 哲学的文化人類学とテクノロジー哲学_p.216
119 [ケーススタディ ]補聴器を取り巻く問題_p. 218
120 言語哲学とテクノロジー哲学_p.220
121 [哲学者紹介]ジョン・サール_p.221
122 サールの言語哲学とテクノロジー_p.220
123 [哲学者紹介]ルートヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン_p.223
124 ヴィトゲンシュタインの言語哲学とテクノロジー_p.222
125 様々な哲学領域とテクノロジー哲学_p.226
126 第11章のまとめ_p.228
127 [第11章のレビュークエスチョン]_p.228
128 [第11章のディスカッションクエスチョン]_p.229
129 [ケーススタディ ]ロボティクスと学問横断性_p. 230
130 第12章の概略_p.231
131 自然科学とエンジニアリング_p.234
132 [哲学者紹介]デボラ・ジョンソン_p.236
133 [ケーススタディ ]ヒューマノイドロボット_p. 237
134 [哲学者紹介]ヴィーバ・ベイカー_p.241
135 社会科学とテクノロジー_p.240
136 人文学とテクノロジー_p.244
137 学問横断性の課題と提言_p.246
138 [第12章のレビュークエスチョン]_p.252
139 [第12章のディスカッションクエスチョン]_p.252
140 [ケーススタディ ]殺人ドローン_p. 254
141 アカデミアを超えて_p.255
142 イノベーションに対する責任_p.256
143 [哲学者紹介]イェローン・ファン・デン・ホーフェン_p.257
144 政策への関与_p.258
145 [哲学者紹介]ロバート・フロデマン_p.259
146 芸術とテクノロジー_p.259
147 [ケーススタディ ]様々なスマートデバイス_p. 261
148 テクノロジー哲学の未来_p.265
149 [第13章のレビュークエスチョン]_p.268
150 [第13章のディスカッションクエスチョン]_p.268
151 音声ファイルの活用の仕方

PRICE

料金

テクノロジー哲学入門
-“社会課題”を明らかにする「哲学と思想」-

全6回のオンラインセッションと

200本の音声コンテンツ

¥150,000/名

※動画コンテンツ視聴期間は3年です

※定員10名(満席となり次第募集を締め切ります)

コンテンツ内容

・全6回オンラインセッション

・音声ファイル:200本(事前音声ファイル151本、事後音声ファイル49本)

・SNSコミュニティへの参加

・修了証

課題図書

・『Introduction to Philosophy of Technology』
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注意事項

①支払い方法はクレジット決済のみです。

②ご契約の際は利用規約を必ずご確認ください。

※請求書支払い・領収書発行・分割支払いの相談などありましたら、担当宮地(miyaji.se@subenfac.com)までご連絡ください。

INSTRUCTOR

講師の紹介

ファシリテーター

加藤 洋平

知性発達学者・現代思想家

一橋大学商学部経営学科卒業後、デロイト・トーマツにて国際税務コンサルティングの仕事に従事。退職後、米国ジョン・エフ・ケネディ大学にて発達心理学とインテグラル理論に関する修士号(MA. Psychology)、および発達測定の資格を取得。オランダのフローニンゲン大学にてタレントディベロップメントに関する修士号 (MSc. Psychology)、および実証的教育学に関する修士号を取得 (MSc. Evidence-Based Education)。

現在、オランダのフローニンゲンに在住しながら、人間発達と文明学の研究を続けている。

 

翻訳書:
『心の隠された領域の測定:成人以降の心の発達理論と測定手法』
著書:
『なぜ部下と上手くいかないのか:「自他変革」の発達心理学』

『成人発達理論による能力の成長:ダイナミックスキル理論の実践的活用法』
『インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル』
ウェブサイト:
発達理論の学び舎(https://www.yoheikato-integraldevelopment.com/

Q&A

よくある質問

Q. 動画の視聴環境は何ですか?

A. 弊社が持つLMS(学習管理システム)です。PC・スマホ・タブレット等マルチデバイスで視聴可能です。

Q. 1つのIDで複数名使うことは可能ですか?

A. ID の使い回し、第三者への譲渡・貸与は禁止です。チームや社内で利用する場合は1人1IDの付与となります。

Q. 動画視聴はいつからできますか?

A. 動画は10/22から視聴可能です。

Q. 支払い方式は何ですか?

A. クレジットカード決済となります。領収書発行も可能です。また、請求書払いをご希望の方は、別途事務局(miyaji.se@subenfac.com)までご連絡ください。